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  • #10985 返信

    Ein Lerner

    田中先生、こんにちは。

    ドイツ語の間接話法では英語のような時制の一致はなく、dass文やob文の内容が主文の内容よりも時間的に前なら過去形か完了形、同時か先(将来)なら現在形と理解しておりますが、zu不定詞の場合がよくわかりません。

    以下の例文で質問させていただけますでしょうか。

     

    A. Ich freue mich daran/darauf, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.

    daran: あなたと共に働けることを嬉しく思う。(これから共に働く、または今現在共に働いている)

    darauf: あなたと共に働けるのが楽しみだ。(将来)

    B. Ich freue mich darüber, mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben.

    あなたと共に働けたことを嬉しく思う。(今も嬉しく思っている)

    C. Ich habe mich daran gefreut, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.

    あなたと共に働くことを嬉しく思っていた。(嬉しく思いながら働いていた。今も嬉しく思っているかどうかはわからない)

    D. Ich habe mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben.

    あなたと共に働けたことを嬉しく思っていた。(過去に共に働けたことを後になってから嬉しく思った、もしくは後になっても嬉しく思っていた。今も嬉しく思っているかどうかはわからない)

    E. Ich würde mich darüber freuen, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.

    あなたと共に働ければ嬉しいのですが。(婉曲的な願望)

    G. Ich hätte mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.

    あなたと共に働ければ嬉しかったのに。(非現実の仮定:共に働けないことが判明したばかり)

    F. Ich hätte mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben.

    あなたと共に働ければ嬉しかったのに。(非現実の仮定:共に働けないことは既に過去に判明している)

     

    以下、質問です。

     

    1.  上記A-Fにそれぞれ訳とニュアンスを記しましたが、これらで正しいでしょうか?

     

    2.    Cで、「共に働く」のは現在から見れば過去ですが、「嬉しく思った」時点から見れば現在なので、”darüber”ではなく”daran”としました。この理解で正しいでしょうか?

    あるいはここで”darüber”とすれば、”mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben”とせずに”mit Ihnen zusammenzuarbeiten”のままでも過去のニュアンスになるでしょうか?

     

    3. ドイツでの共同プロジェクトで世話になったメンバー(ドイツ人)に、帰国後お礼方々「共に働けて嬉しかった」というメールを書きたいのですが、B、C、 Dのどれが適切でしょうか。プロジェクトは終了しており、もちろん今も嬉しく思っています。

    上記C、Dには「今も嬉しく思っているかどうかはわからない」と書きましたが、文法的には現在完了形ですので現在も継続しており、今も嬉しく思っていると捉えるのが基本とは思います。ただ、それではBとC、Dの違いがほとんどなくなってしまうので「今も嬉しく思っているかどうかはわからない」のではないか?と私の推測を込めた次第です。

     

    4. 上記の例文ではdass文を使えばニュアンスをクリアに説明できると思うのですが、「zu不定詞の方がschöner、eleganter」というネイティブのコメントを見たことがあります。これはその人の個人的な意見なのかドイツ語の一般的な感覚なのか、田中先生のご視点からはいかがでしょうか。

     

    以上、ご教示の程宜しくお願い申し上げます。

  • #10986 返信

    Ein Lerner

    田中先生

     

    先ほどお送りした質問で、FとGの順序が逆でした。内容には影響しませんが失礼致しました。

    ご多忙と存じ上げますがご教示宜しくお願い申し上げます。

  • #11027 返信

    tmasa
    キーマスター

    返信が遅くなりました。失礼ました。

    1. 和訳のニュアンスです。
    A. Ich freue mich daran/darauf, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.
    daran: あなたと共に働けることを嬉しく思う。(これから共に働く、または今現在共に働いている)

    daran は「いままさしく」ですので、「あなたと共に働けていることを嬉しく思っている」という感じでしょうか。「これから〜」は darauf ですね。

    C. Ich habe mich daran gefreut, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.
    あなたと共に働くことを嬉しく思っていた。(嬉しく思いながら働いていた。今も嬉しく思っているかどうかはわからない)

    darüber ではないでしょうか。過去のことなので。

    D. Ich habe mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben.
    あなたと共に働けたことを嬉しく思っていた。(過去に共に働けたことを後になってから嬉しく思った、もしくは後になっても嬉しく思っていた。今も嬉しく思っているかどうかはわからない)

    「後になってから」というのはこれでは表されていないのではないでしょうか。現在完了形ですので、最初から嬉しく思っていて、それが今はそうではなくなった、という感じになるのかと思います。

    G. Ich hätte mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.
    あなたと共に働ければ嬉しかったのに。(非現実の仮定:共に働けないことが判明したばかり)

    zu不定詞で wenn (条件文) を表すのは難しくないでしょうか?この場合の zu不定詞は、単に darüber にかかるだけしかないような気がします。仮定の部分はこれとは他にあって、たとえば、Wenn Sie damals in Japan gewesen wären, hätte ich mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammenzuarbeiten.
    「(当時、日本におられたならば、)共に働くことを当時とても嬉しく思えていただろう」という感じです。

    F. Ich hätte mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben.
    あなたと共に働ければ嬉しかったのに。(非現実の仮定:共に働けないことは既に過去に判明している)

    G と同様ですが、zu不定詞が現在完了になっている時点で、事実「一緒に働いていた」という過去・実績が表されており、これを非現実とするのは難しいような気がします。

    2. ここで”darüber”とすれば、”mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben”とせずに”mit Ihnen zusammenzuarbeiten”のままでも過去のニュアンスになるでしょうか?

    Ich habe mich darüber gefreut, mit Ihnen zusammenzuarbeiten. なら、「一緒に働いている」のと「嬉しく思っていた」のは同時期ですね。mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben なら、「一緒に働いていた過去のことを、嬉しく思っていた時期があった」ということになるでしょうか。

    3. ドイツでの共同プロジェクトで世話になったメンバー(ドイツ人)に、帰国後お礼方々「共に働けて嬉しかった」というメールを書きたいのですが、B、C、 Dのどれが適切でしょうか。プロジェクトは終了しており、もちろん今も嬉しく思っています。

    それですと、B Ich freue mich darüber, mit Ihnen zusammengearbeitet zu haben. でしょうね。

    4. zu不定詞句は、主文とzu不定詞句の主語が同じときに限り使えます。使える限り端的に言えるzu不定詞を使うほうがシンプルだとは思います。

返信先: Zu不定詞と時制
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